母を思い、実家(いえ)を思い、自分に繋がる血縁(ち)を思う。三代にわたる母娘の物語を描く長編小説。「まろびだす川」に続く、第2弾!
家のため郷里のため、芹生の家に嫁いで二十年。柚喜は夫に物足りなさを感じつつも、商家のお家はんとして、四男一女の母として、平穏な日々をおくっていた。そんな中、実家からもたらされた知らせが柚喜の日常に思いがけない波紋を起こす。かつて思いを寄せあい、今は妹の夫である壮児が、思想犯として特高警察に検挙されたという。荘児をめぐる過去の確執に姉妹は苦悩し、激しい修羅の場へ導かれていく…。川の流れに翻弄されながらも懸命に生きる女たちを描く、『をんな紋』第二部。
文庫: 441ページ
出版社: 角川書店 (2001/07)
ISBN-10: 4043435045
ISBN-13: 978-4043435043
発売日: 2001/07

